アトピーの治療

アトピーの治療には通常、痒みや炎症を抑えるための外用薬としてステロイド剤、非ステロイド剤が処方されます。飲み薬では抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などが使用されます。

いずれの服用も使い方が重要となりますので、必ず医師の指示に従いましょう。

また、食物制限もよく取り上げられる治療法のひとつです。

卵や牛乳、小麦粉などがアレルギーの元である「アレルゲン」となっている場合は、それらを抜いた食事メニューを実践します。

アレルゲンを見つけるために有効な手段のひとつとして、毎食の食事記録をつけることがおすすめです。

また可能であれば、管理栄養士に相談したり血液検査を受けてみても良いでしょう。

アレルゲンの除去方法としてもうひとつ覚えておきたいことが、ダニやハウスダストに対する対策です。

これらがアトピーの原因となっている場合も少なくないため、部屋の掃除や換気、ダニの駆除も欠かさないようにしましょう。

寝具を太陽の下で天日干しすることも効果的です。

温泉療法も、最近話題になっている治療法のひとつです。

この治療の目的は、清潔な皮膚を保ち新陳代謝を活発にすること、心身をリラックスさせることです。

ストレスもアトピーの要因となります。

入浴中は大量に汗をかき、体内の老廃物を排出して皮膚を正常化します。

入浴後などに欠かすことのできないスキンケアも大切な治療の一部です。

肌への様々な刺激が原因となってアトピーが悪化することもよくあります。

石けんを使用する際は、ブラシなどで力を入れて洗うのではなく手のひらでやさしく洗うことが理想です。

利用する石けんやシャンプーなどは、化学物質が少ないものを選びましょう。

また衣類は綿100%のものがおすすめです。毛、化学繊維のものは避けましょう。

衣類に残っている洗剤や漂白剤によって肌が荒れる場合は、合成洗剤をやめて粉石けんを試してみましょう。

体調の乱れがアトピーの原因となる場合もあり、その場合は漢方薬や鍼灸治療法が推奨されます。

漢方薬は、体質に合った内服薬でアトピーの根本を治療することを目指します。

体内から原因に対応するため、即効性を期待するものではないものの、将来的には良い治療法となります。

鍼灸治療も体質改善を助け、アトピー特有の痒みや不眠、いらつき、憂鬱感の改善にも効果が見られます。

結果には個人差もありますが、根気良い治療が必要となります。

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